気まぐれ鉄道写真館☆茨城交通訪問記☆

 茨城交通(現:ひたちなか海浜鉄道)は今では珍しくなった旧型気動車が関東圏内で走っている珍しい路線だ。廃線が囁かれているが、まだ数年は頑張ってくれそうな気配だ。JR常磐線の勝田駅を起点とする当路線は、途中金上駅を出ると田園風景の中に滑り込み、沿線の中で一番の賑わいを見せる那珂湊駅に到着する。ここから先は集落の中を抜け、海水浴場がある終点阿字ヶ浦駅を目指す。全長14.3キロと短いローカル線だが、見所もそれだけ詰まっていると言えよう。



 金上駅から那珂湊まではご覧のような田園風景が広がる。そんな中を元国鉄の気動車が走り慣れたかのように疾走と駆け抜けていった。


 茨城交通には旧型車両が注目されがちだが、このような近代フェイスを持った新型車両も走っている。田園風景が意外にも良く似合うのは嬉しい限りだ。


 新型車量が長いストレート区間からカーブ区間に差し掛かろうとしていた。カーブを超えれば中根の田園地帯だ。あともう少し、太陽の光が車内に届くのは。


 今度は旧型車両が阿字ヶ浦の海の香りを運びながら、田園地帯を駆け抜けてきた。初夏の空の色はスカイブルーとはいかなかったが、それでも薄空色の空に旧型車両の塗装は映える。


 水が入れられた田園で田植えも終わり、水面に空の明るさが反射していかにも初夏らしさが漂う風景となった。その中を列車は今日も行き交う。


 農家の母屋と田園の中を駆け抜ける列車。場の雰囲気を超広角レンズで収めてみたけど、昔はこんな風景、当たり前のようにあったんだろうなぁ。


 那珂湊駅構内には休息する列車の車庫がある。その中には色とりどりの車両が昼寝をしている光景が見られる。雰囲気がある勝田行き方面のホームから構内を眺めてみた。


 今度は阿字ヶ浦方面行きのホームから構内を眺めてみる。昼寝する車両の上は初夏の空が薄空色と化し、綺麗な風景を作り上げていた。


 那珂湊駅のホームに置かれているプランターには季節ごとの花が植えられ、雰囲気のある駅構内を一層盛り立ててくれている。その横を走る車両も嬉しそうに見える。


 那珂湊駅は単線である茨城交通の中で交換施設を持つ駅のようだ。上下線の列車が到着すると駅構内も賑やかになり、時には列車バックに記念撮影をしている人も見かける。


 これが旧型車両の車内。なんか・・・こんな車両に乗って長旅したくなるような気がするのは私だけであろうか。


 車内にあった扇風機を撮影してみた。するとなんと、JNRのマークが!!長年働き続けてきた扇風機に敬礼をしたくなるような気分に浸ってしまった。


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